2014/3/31/Mon
今朝の野手神(2014.03.31)
今朝の野手神:気温4.0℃、晴れていますが夜半から風が強く時々突風が吹き荒れています。
2014/3/31/Mon
最後に(2014.03.31)
2010年3月25日(木)に最初の農作業を行いました。
それから1,468日の間“いいたてふぁーむ”の管理人兼農民見習いを努めさせて頂きました、本日をもって閉鎖する事になりました。
永い間お世話になりました、今後は福島市の仮設に住みながら飯舘村にかかわって行きたいと思います。
このブログは2010年4月19日にスタートしましたが当初はここにはネット環境が無く、データ作成後USBメモリーを郵便局に持ち込み本社でアップしていました。
初年度は生まれて初めての農業体験でしたが近隣の方々に助けられながら朝日が出る前から働きだし日没とともにくたびれ果てて寝ると言う状態でしたが人生で味わった最高の体験でした。
収穫の喜びと“美味しい”と言う評価を頂き嬉しさ百倍でした。
自然の恵みの一つ“日本蜜蜂の蜂蜜”も好評を頂き更に拡大と準備をしていました。
ブルーベリーも接ぎ木により拡大の準備をしました。
田んぼのや羊のオーナー制度等、その他にも夢が実現出来る一歩手前でした。
しかし3.11の震災とそれに続く原発事故は全ての夢を打ち砕きました、降り注いだ放射性セシウムは100年、200年の単位でしか消えません。
国は除染して帰村と発表していますが、除染で飯舘村は旧に復する事は困難だと思います。
若者特に若い女性が働く環境に戻る事は100年の単位で困難だと思います、そんな村に未来は無い、何故ならば若い女性しか子どもを産めないから。
年寄だけが戻っても3.11以前の様に農業、林業、畜産、酪農など村の主要産業は生業として成立しない。
そんな村を作るべきではないと思います。
今、国や村が行うべきは全村民を仮設などの仮住まいから救い出す事だと思います。
仮設住まいのストレスは飯舘村で生活した人でなければ判らないものです、お隣に回覧板を渡すのに車で行く距離感で生活していた人が、合板一枚の仕切りで隣に気遣いながら生活する事が如何に大変かです。
そしてその環境に入って三年、問題は後何年この環境で我慢しなければならないか誰にも分らない事です。
高齢化の村ですから亡くなる方も多くいますが“自宅で死にたい”と悲痛な叫びです。
我が儘でしょうか、何も負うべき責任の無い人たちがこの様な仕打ちを受けたくないと言うのは。
バラ色の体験と地獄の様な避難生活を見て来ましたが一日も早く安住の地で生活できるよう祈るばかりです。
今後はNPO法人放射能衛生学研究所(木村真三理事長)からお借りした放射能測定器FoodLightを使い飯舘村の汚染度合いを測定し自然が元に戻るのかを見定めて行きたいと思います。
今後はFacebook、Twitterにより情報発信してまいります。
永い間大変お世話になりました。
2014/3/28/Fri
今朝の野手神(2014.03.25)
今朝の野手神:気温2.0℃、曇り。
屋根からの落雪が残っているだけで屋敷内は消えました。
2014/3/28/Fri
もうすぐ春です?(2014.03.25)
伐採作業現場で見つけた“ふきのとう”
水屋の下の水仙、もう少しで咲きそうです。
梅の蕾もずいぶん膨らみました。
2014/3/28/Fri
食い逃げ?(2014.03.25)
ふあーむの庭に仕掛けた猪捕獲用のワナ。
昨晩も餌のリンゴの皮を蒔いておいたのですが、食い逃げされました。
2014/3/28/Fri
雪害復旧作業(2014.03.24)
社員宿舎への路上に雪による倒木が覆いかぶさりました。
隣の目黒さんにお願いして伐採してもらいました、1時間ほどの作業でしたが、終わって“うーん疲れた”と。
2011年1月田んぼ周辺の邪魔になる立木伐採の指導を受けた時はチェンソーを持って現場を飛び歩くが如くでした、一緒に指導を受けた我々があごを出したほどでした。
3年の歳月は急激に老いをもたらしました。
目黒さん曰く“毎日やっていればなー、今は毎日炬燵でお茶飲むだけだからなー”と。
2014/3/28/Fri
猿の惑星?(2014.03.24)
陽当りの良い場所で餌を探しています。
震災前から猿は出没していましたがこれほど現れませんでした、今は関沢地区に40〜50頭、沼平、野手神地区にも別な群れが現れているようです。
2014/3/24/Mon
今朝の野手神(2014.03.24)
今朝の野手神:気温マイナス5.0℃、晴れ。
雪も残り少なくなりました、消えた後は猪が掘り返し黒い土が出ていますが今朝は霜が降りて白く見えます。
2014/3/24/Mon
雪害(2014.03.23)
村の記録では1980年に95cmの積雪がありましたが今年はそれを大幅に上回ったようです。
2月8日と14日にそれぞれ70cmほどの降雪を記録しました。
地震で倒壊した家はありませんでしたが今回の雪ではあちこちで倒壊しているようです。
漸く雪が融けて雪害が見えて来ました。
滑り止めのついた瓦は雪の重みで抜け出してきました。
社員宿舎への坂道には大きな松の木が倒れ掛かっています。
倒木や木が裂けるケースは沢山出ています。
最大の被害?、36メートルのビニールハウスがペシャンコです。
2014/3/24/Mon
飯舘の自然?(2014.03.23)
陽ざしを浴びて日向ぼっこです。
車が通り掛かってもほとんど逃げません、車を止めカメラを向けると漸くそそくさと逃げ出します。
以前は車を見かけると脱兎(猿の場合は何と言うんでしょうね)の如く逃げましたが最近は悠然としています。
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