2011/12/20/Tue
久しぶり(2011.12.19)
今朝出勤し?久しぶりにハウスをのぞいた。
ハウスの中は−2℃、天井に雪が積もっているから中の温度は上がらない。
陽があたるとたちまち25℃くらいになるのだが。。。
写真は小松菜。
温度が低いためしおれている。
本来なら中にもう一枚ハスウを作ってやるのだが、手を抜いているので、後はお天道様任せ。
でも、この頃の菜を間引いて食べるのが農家だけが出来る贅沢。
市場には一切出回らない絶品、昨年はイヤッと言うほど食べました。
これも被害の一つですよね。
2011/12/20/Tue
仮住まい完成?(2011.12.18)
福島市内にある避難場所。
2DKで1人住まいには勿体無いが、エレベータが無い5階建ての最上階。
68歳の年寄には難儀な住まいだ。
何かと住みにくいが避難場所だから贅沢は言えない。
今日、コタツを調達し少しでも住みよい部屋にしたが、ここで1人で何もしないで過す生活なんか考えられます?
2011/12/16/Fri
このあとどうします?(2011.12.12)
村役場の除染実験現場。
除染前の草むらの線量は5.85μSV/h。
芝生を剥いで丸裸にして2.28μSV/h。
この後どうやって線量を下げるのでしょうね???
この線量では年間外部被ばく約20mSVとなるが。。。
石畳の隙間は土をかき出した後、高圧洗浄するが水は何処に行く?
このままにしておいて、かきだした隙間にまた土がたまって線量が戻りませんか?
どうせ税金だから、やっても無駄と判っても予算がついた以上やる。
この節操、思慮の無さが官僚の強さか!!!
2011/12/13/Tue
放射性物質の検査結果(2011.12.13)
前回掲載したものは見づらいため、再掲します。
この検査結果は、三栄レギュレーター株式会社製の土壌改良剤による放射性物質の影響を調べるために、施設を提供し行ったものです。
【土壌】
BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト
*1:ビニールハウス内の土壌
*2:作年秋から水をかけ流していた
*3:*2の受け皿
*ヨウ素はサンプリングが検出されたのは4月27日、5月4日で、当時は原発事故から50日ほど経過したにも関わらず検出されるのは、ヨウ素の半減期8日を考慮すると、如何に多くのヨウ素が放出されたかが判る。
*(*1)、(*2)を除く土壌線量の平均値 25,895Bq/kg
*セシウム134と137の比率は47:53
【露地栽培】
BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト
*食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目はなかった
*政府が言う土壌の放射線量が植物に移行する率(移行率)10%は何の根拠も無い?
【ハウス栽培】
*インゲンの移行率は14%
【茸類】
松茸1本約200グラムを食べました、内部被ばく173Bq?
【米】
BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト
*セシウム計の朱書きは、食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目
*米については田んぼにより大きく異なっており、土壌線量との関係性が不明。
【その他】
*セシウム計の朱書きは、食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目
*蜂蜜は何れも超過しており、地域の線量が高い所の産品は高い
2011/12/12/Mon
日本は法治国家だよね(2011.12.11)
9日の地方紙に、飯舘村復興計画村民会議の答申が報じられていた。
それによると、“放射線被ばく年間積算量を当面5ミリシーベルトとする除染計画も盛り込んだ”とある。
何故だ、何故1ミリシーベルトでないのだ、放射能を浴びた飯舘村民は法で守られない人間になったのか?
日本は法治国家ではないのか?
年間被ばく量1ミリシーベルトはそれなりの理由があって法で定めたものでないのか?
現に、9月28日に村が発表した「飯舘村除染計画書」の【除染対策数値目標】では、住環境:追加被ばく線量の長期的な目標である年間線量1ミリシーベルト以下を目指すとある。
あまりにも人間性と法を無視した答申ではないか!!!
怒りをおぼえるのは私だけだろうか???
高齢者だけでなく、若者や子ども達が住める村を目指すならば、年間線量1ミリシーベ
ルトの目標を断じて放棄すべきではない。
2011/12/12/Mon
外国メディア来訪(2011.12.10)
国営スイステレビの特派員ジョージ・バウムガルトナー氏(日本外国特派員協会会長)他2名のクルーが来訪された。
写真は長泥の交差点に文科省が掲示した線量計測結果の撮影。
その後、飯舘村役場の除染現場を取材。
一番館ではパトロール隊の取材を拒否された何故?
仕事の邪魔になるからかな??
11日は、伊達、松川の仮設避難所を取材し帰途につかれました。
あまり良いところがお見せできなくて申し訳ありません。
2011/12/12/Mon
こんな事してて良いの!!(2011.12.10)
先に報告した村役場の除染の風景です。
何と、石畳の隙間を掘り返し玄関箒で掃いています。
そもそも、ここはそんなに線量が高くないところ。
芝生はみんなはぎ取られまる裸だ。
これで一度は線量は下るが必ず戻る。
その訳は周辺の山林から舞ちる木の葉で汚染されてしまうから。
風に乗って舞い落ちる、そしてまた除染する、こんな事繰り返してて良いの?
大事な国防を担う自衛隊員が。
2011/12/12/Mon
冬本番です(2011.12.10)
今朝6時の外気温はマイナス6℃、今冬最低だか積雪はまだまだ。
薄っすらと積もった雪はパウダースノー状態。
予報では今日は快晴、直ぐに融けてしまう。。。
夜も快晴だとの事、明日は皆既月食が見えるかな?
2011/12/08/Thu
村(国)の除染計画の危うさNo.1(2011.12.07)
村の計画では、当ふぁーむのある小宮行政区の沼平山を造成し、防水シートを敷きその上に村の除染で集めた廃棄物を積上げ、ブルーシートと30cmほどの土を掛けると言うものだ。
仮置場に置くのは3年間、その後県内の中間貯蔵施設へ運び込むというもの。
待て待て、福島除染推進チームが提唱する表土5cmはぎ取ると3年間で約130万立方メートル、その重量は約200万トンの廃棄物。
5cm取るのは至難の業で10〜15cm取るとすると、その量は400〜600万トンだ!!
10トントラックで40〜60万台が村の中を走り回る。
と言う事は、中間貯蔵施設への移動を含めると3年間で80〜120万台のトラックが走るのだ(1日1,500台?)
仮に除染して線量が下がり村民が帰村出来たとすれば、飯舘村はハッピーだが、悲惨なのは新田川下流地域に住む人たちだ。
新たな造成地に防水シートを敷き、数百万トンの廃棄物を置き、30cmの土を掛ける事で放射線は下るが、恐ろしいのは、今年もあったが新潟・福島集中豪雨が飯舘村を襲ったらどうなる。
タイの例を見るまでもなく近年の異常気象による集中豪雨や竜巻など、どうして飯舘村を襲わないと言えるのか。
過去に、小宮で行われた放牧場の造成の際にどうなったか、先人の経験に謙虚に耳を傾けるべきだ。
除染の効果について疑問を持っており反対だが、どうしても除染をやるなら、廃棄物の置場は仮置場とは言え、これらの危険因子を排除すべきだと言っているのだ。
具体的には、最終処分場の基準で設置すべきだと言うのです。
それはNUMO(原子力発電環境整備機構)が提唱する“地層処分”に準ずる基準で仮置場を設置する必要があります。
前にも書きましたが、仮置場として置いたが最後、3年で中間貯蔵施設に移されるとは思えないのです。
最終処分場も福島県外の何処が受けてくれますか?
除染の目的は“放射性廃棄物を人間の生活環境から隔離する”事ですから、除染作業中もその事に心を配るべきで安易に、仮置場として選定すべきではない。
2011/12/08/Thu
自衛隊の皆さんご苦労さん(2011.12.07)
昨日から始まった役場敷地内の除染。
完全武装?した自衛隊員約50〜70人位の人が、芝生のはぎ取り、石畳の除染に携わっていました。
本来、この辺は側溝以外はそんなに線量は高くないところだが、やってどれだけの意味があるのだろうか?
本当に自衛隊の皆さんの手を煩わせるべき仕事なのだろうか?
疑問がまたひとつ増えた。。。
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