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2011/11/30/Wed

やはり除染は無駄だ!!(2011.11.30)

今、国(村)は挙げて除染を強行すると言う。

1兆円と言われる除染予算の利権確保の為だ。

でもまて、8月26日経産省原子力(不)安全・保安院が発表した『除染に関する緊急基本方針について』と言う文書によると、“除染実施の具体的目標として”2年後までに50%減少が目標だという。

セシウム134の半減期とウエザリング効果なるものによって2年後には40%は減少し、残りの10%を除染事業で減少させるということです。

ほんの10%だけを減少させるために莫大な予算を投じる意味があるのでしょうか?

目標値が50%といういい加減なものであるため飯舘村でいえば8.6μs v/h(40m s v/h年)の場所を4.3μs v/h(20m s v/h年)にして、全て解決ということにもなりかねません。

除染事業は無駄であると同時に被害を隠ぺいすることにもつながるのです。


2011/11/30/Wed

残念!!蜂蜜は×でした(2011.11.29)

当ふぁーむに関わる生産物の放射性物質の検査結果が出ました。

この検査結果は、三栄レギュレーター株式会社製の土壌改良剤による放射性物質の影響を調べるために、施設を提供し行ったものです。


【土壌】



BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト

*1:ビニールハウス内の土壌

*2:作年秋から水をかけ流していた

*3:*2の受け皿

*ヨウ素はサンプリングが検出されたのは4月27日、5月4日で、当時は原発事故から50日ほど経過したにも関わらず検出されるのは、ヨウ素の半減期8日を考慮すると、如何に多くのヨウ素が放出されたかが判る。

*(*1)、(*2)を除く土壌線量の平均値  25,895Bq/kg

*セシウム134と137の比率は47:53


【露地栽培】



BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト

*食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目はなかった

*政府が言う土壌の放射線量が植物に移行する率(移行率)10%は何の根拠も無い?


【ハウス栽培】



*インゲンの移行率は14%


【茸類】



松茸1本約200グラムを食べました、内部被ばく173Bq?


【米】



BL:三栄レギュレーター株式会社の土壌改良剤ブラックライト

*セシウム計の朱書きは、食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目

*米については田んぼにより大きく異なっており、土壌線量との関係性が不明。


【その他】



*セシウム計の朱書きは、食品の暫定基準値500Bq/kgを超えた品目

*蜂蜜は何れも超過しており、地域の線量が高い所の産品は高い



2011/11/29/Tue

村の復興?(2011.11.26)

25日に村役場主催の除染説明会があった。

第三回目だったが相変わらず平行線、村長は“皆さんの意見を聞いた、後は議会に諮って進める”と捨て台詞を残し今回も後味の悪い説明会だった。

質問者の中に、“村の土地を買いに来ていると聞くが”との質問があった。

当初から反社会的組織(暴力団)の手が伸びていると聞いたが、村の回答では宗教団体らしきところから話があったとの事。

私有地は個人が勝手に売買出来るから制止は出来ない。

農地法なる法律で制限される部分もあるが、反社会的組織の人に法律の話をしても聞いてもらえるわけが無い。

先日発表になった計画的避難区域の路線価はゼロ。

売れに売れなくなったところに、それなりの値段で買いに来る。

その筋の人とは言え明らかに判るような格好とか言動は取らないから、ハンコを押したが最後、村は廃棄物の不法投棄の山になる。

村の復興と言うなら、仮設に住んでいる住民の生活安定の為、放射能の少ない地域に復興住宅を建設移住し生活補償を東電から勝ち取る。

その間、土地は国(村)が借り上げるか買い取りをする。

どうしても除染と言うならその後何年かけてでもやれば良い。


2011/11/29/Tue

朝もやに霞む松川サービスエリア(2011.11.29)





避難をかねて新潟へ行っていました。

今朝、避難所(松川雇用促進住宅)の駐車場から松川サービスリアを望んだところ。

朝もやが幻想的な風景を演出します。


2011/11/25/Fri

除染成功?失敗?(2011.11.24)

『いいたて復興計画村民会議』のアドバイザー田中俊一氏(NPO放射線安全フォーラム代表:除染のスペシャリスト?)が指導した長泥地区の区長宅の状況は、除染したと言う自宅の居間の線量は3〜4μSV/h、玄関先は6〜7μSV/hを示す。





写真は、除染によって排出された土。

裏山の杉林にブルーシートを掛けた状態の線量(36.06μSV/h)(−−;)

裏山は全体に高さ1mの位置で10μSV/hを越す値を示している。

こんな結果が判っていても、除染しか村の復興策は無いのでしょうか???


2011/11/25/Fri

悲惨な状況(2011.11.24)





写真は飯舘村の飯樋地区から長泥地区に向う峠にある休屋の草むらの上。

峠を越えたとたん7μSV/hにセットした車内の線量計の警告音が鳴りっ放しだ。






写真は長泥の交差点に掲示された線量(文部科学省測定)道路上地上1mの値だ。

アスファルトの上はウエザリング効果(雨が流す)により他所よりも低い、ここは低くてこの数値だ。

これでも除染して住民を帰すのですか、除染して年間被ばく量1mSV以下を達成できるのですか???



2011/11/25/Fri

これでどうやって5センチとる(2011.11.21)





写真は沼平農場の3号田。

誰かが耕したわけではない。

猪の食事の後?土の中に住むミミズを食べるのだそうだ。

特にご覧のように田んぼの土が黒っぽい(黒ぼく土)、この土にはミミズが多い、猪の鼻先で掘り返して食べる。

猪は後片付けをする習性が無いから(最近は人間も後始末が悪いが)穴だらけだ。

ところが、環境大臣なる人が国会で、田畑の除染は表土5センチを取れば大丈夫とのたまったのだ。。。

“現場を見ろ!!5センチどうして取るのだ”とメールしたが無視された。

当然ですよね国権の最高機関の大臣に百姓見習いが言うのだから、向うでは無視、無視ですよね。

“無視”と言えば最近役場からも無視されている。

除染説明会と称して小宮に(ふぁーむの近く)放射性廃棄物の仮置場を置くのだと言うので、色々質問のメールを入れるのだが一回返事があっただけで、それ以降は無視され続けている。

行政の習性として書いたものは極力残さない様に教えられているから当然か?

期待するほうが間違いでした(−−;)


2011/11/25/Fri

冬到来(2011.11.21)


昨日(日曜日)の朝は14℃、今朝は2℃、一気に低下し朝から風が冷たい。

お昼頃から雪がチラチラ。

明日は車のタイヤ交換しよう。


2011/11/24/Thu

壊れた夢No.2(2011.11.23)





写真は沼平農場のそばを流れる新田川。

ここはラフティング場を計画していた。

初級者向きのカヤックスクールを開催し、夜はジンギスカンを堪能してふぁーむで宿泊してもらう。

現実の生活空間とのギャップはきっと感激物だと思う。


2011/11/24/Thu

壊れた夢No.1(2011.11.23)





写真は沼平農場にある新田川沿いの牧草地。

約300坪の牧草地が二箇所あり、羊の放牧場の予定だった。

羊のオーナー制度で会員を募集し、羊に名札をつけてインターネットで育成状態を中継し“そろそろ食べごろですよーー”と案内する。

サフォーク種の柔かい羊の肉が食べられると言う趣向だ(チョット趣味が悪いかな?)


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