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2011/10/28/Fri

廃墟の村?(2011.10.27)

避難とぎっくり腰の治療をかねて新潟へ行っていました。

27日18時過ぎに村に入ったのですが、県道12号線(原町〜川俣)は通行量が多いものの、そこを外れると所どころにある街灯以外灯りはなし。

ところによっては漆黒の闇。

みんな真面目に仮設住宅に避難していると見えて、住宅の明かりも見えず、星だけがくっきり見えます。

災害前も街灯は少ないし、住宅は点々としているので灯りが少ない村だったが、あらためてみると廃墟の村。。。


2011/10/25/Tue

村の復興は平成の姥捨て山作り?(2011.10.24)

村役場主催の避難住民との懇談会があった。

でもがっかりして帰途に着いた。

村は2〜20年掛けて除染して村民を帰すと言う無謀な除染計画だけが村の復興だという。

除染の効果は定かでない中、村民6,000人余の何割が帰村するかの目算も無く闇雲に3,200億円余の除染の為の予算を国に要求している。

それで無くとも高齢化の極みの様な村。

年寄だけ帰村して老々介護が始まり、それも行き着くところ特別養護老人ホーム。

でも面倒を見てくれる介護士さんがいない。

孫が遊びに来てくれない村。

郵便も宅配も新聞も届かない村。

それでも村に帰りたい人はいるが、来年から農業を再開したい、孫の近くで余生を送りたい。

そんな人もいるはずだが、村はそれらの人に寄り添う気もないようだ。。。


2011/10/25/Tue

これ松茸(2011.10.24)





少し時期が遅れているが、これぞ松茸!

約250gの代物。

時期が少し早く、かさが開いてなければ1本5,000円也。

きのこ類は放射性物質の吸収率が高いと言われている。。。

天然舞茸から3,000Bq/kgと言う話もあるが、でもこれを食べない手は無いですね頂きまーす。


2011/10/25/Tue

ハウス整理ビフォアーアフター(2011.10.22)








ご覧下さい!!!(・▽・)

ハウスの惨状とその後の素晴らしい景観を(^▽^)

実は、21日は朝から雨なので前から気にしていたハウスの片付けをと勇んで始めた。

始めて直ぐに腰にビリビリ!!と激痛、持病のぎっくり腰発症。

お手伝いしてくださる予定の師匠の目黒さんに電話。

“ぎっくり腰で動けません、ハウスの整理は中止します”

すると数分後に、湿布と塗り薬を持って来てくれて“ゆっくり休まっせ”と帰られた。

翌日ハウスをのぞくと何と!!!

1.8m×36.0m(60坪)1人でやったら一週間掛かる仕事を目黒さんが代わって二日ほどで済ませて下さった。

本当に親切な村人の中でも、目黒さんには一方ならぬお世話をいただいています。


2011/10/25/Tue

蜂蜜採取(2011.10.23)





写真は、日本蜜蜂の巣から回収し“密”を搾り取っているところ。

日本蜜蜂は山を飛び回って密を集めてくるので、放射能が花粉に付いていれば検出されるはず。

でも、検査してみないことにはと言う事で、指導員の志賀さんにお願いして採取しました。

実はここ飯舘村(野手神地区)に来て判ったことだが、山の木は結構花を付けると言うこと、良く見るとほとんどの広葉樹は花を付ける、そして実りがある。

それらが山の生き物の食料になっていた、それを人間は広葉樹を雑木と言い伐採し植林と称して針葉樹を植えた。

結果、広葉樹が少なくなり動物たちの食料になっていた“木の実”がなくなった。

動物たちは命の問題だから食料を求めて里に下りてくる、人間は動物に襲われると恐れているが、動物も命がけで里に出てくるのだ。

猪が増えたのは若干違う要素があると思っているが。


2011/10/25/Tue

またやりました(2011.10.23)





毎月一度、お世話になっている村の方々をお招きし夕食会を開催していた。

今回も窮屈な仮設住宅から抜けだして生まれ育った村で色々話しませんか?とお誘いしたら26名の方が参加して下さいました。

今回も食後のひと時“花火”で楽しみましたが、いくつになっても楽しいことは楽しい、ましてや自分が生まれ育った村だもの。。。

参加者の平均年齢は70歳近い?


2011/10/25/Tue

39回目の野手上山登山(2011.10.20)





(この写真は案内したM氏提供のものです)


昨年4月1日に百回を目指して始めた野手上登山だが、途中多忙な農作業や腰痛などの為中断状態だった。

最近当ふぁーむを訪問するジャーナリスト氏の要望もあり再開。

今日は、フォトジャーナリストのM氏を案内し野手上山山頂へ、39回目の登頂だ。

同氏は、セミパラチンスクやマーシャル諸島など核実験による被爆者を取材しており、同氏のグループが発行した写真集、『3・11メルトダウン』には副題として“大津波と核汚染の現場から”と放射能汚染ではなく、核汚染としている。

そうだ今回の事故は“核”に起因するんだ。

ところが“本村は反核の旗手になるつもりはない”と高らかに宣言した自治体の首長がいたことを思い出す。

登山道、山頂ともあいかわらず放射線量は高い、この山の木を伐採して除染すると言う人がいるが、一度山頂から眺めて欲しい。

山は“そんな無謀なことしないで!!ヤメテー!!”と叫んでいますよ。

麓に住む村民は誰も望んでいない!!


2011/10/25/Tue

小型原子炉着火(2011.10.21)





チェルノブイリでは、薪ストーブを小型原子炉と言っているとか?

薪に付着した放射性物質が燃焼の結果凝縮され線量が高くなるからだろう。

今回は、ひまわりの根の処分に使いました。

約2.2kgの乾燥した根をここで燃やし、2.2kgがどれ位の量になるか、線量の変化は?など、灰を集め分析してもらいます。

量的に少なくなれば深い穴を掘って埋めるにしても楽だし、農水省はひまわりの除染効果はないと断じたが本当だろうか?


2011/10/19/Wed

子どもはこの村にいてはいけません(2011.10.19)






飯舘村臼石地区の県道沿いの電柱に繋がれたポニーの子?とても可愛い。

でも、牛でも馬でも子どもは放射線の感受性が強いからこの村にいてはいけないのです。

いても良いのは私みたいな年寄だけです(^〜^);


2011/10/19/Wed

降霜(2011.10.19)






今朝の外気は1℃、外は霜で真っ白です、刈払い機を握る指が凍えます。

写真は、ブルーベリー畑、雪の様に白く見えますが霜です。


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