2011/4/11/Mon
すさまじい余震の後(2011.04.08)
始末の悪い奥さんの台所(^〜^);;
ちがいます!!!
昨晩洗ってふせておいた物が地震でシンクに飛び込み大皿二枚壊れたところです。
7日深夜地震でおこされた、これまでにない余震。。。
積み方の悪いところは書類や物が落下。
今回の本震(3/11)が巨大だったせいで余震も巨大だ!!
幸い被害は軽微だった。
余震は数年続くと言われている、これを書いている今もゆれている。
【米の作付け制限は愚策(2011.04.09)】
今回の震災では飯舘村の被害は軽微だったが放射能による被害は甚大だ。
今後農業を継続するためには放射能の除去が最大の問題。
飛散、蓄積した放射能を如何に除去するかだが、新聞報道では『米の作付け制限』があげられているが、愚策だ!!
何故作付け制限をするのか、残留放射能を含む米が食用として流通する事が怖いから?
それは米が放射能を吸収する証しであり、米以外にも野菜類がセシュウムを吸収すると言われている、この自然の能力を使わない手はない。
地上に舞い降りた放射能を除去する薬剤もない、これまでの放射能事故でも自然の回復力に頼ってきたはず。
米が放射能を吸収するならなおさらだ、米や野菜を使って放射能を除去する、少なくても作付け制限をして何もしないでいるよりは回復は早いはず。
やはり田んぼに水を入れて耕し作付する事は農業にとっても大切だが、自然環境にとっても大切な事。
政治家や学者は危険だけを強調するが、ならばどうすれば良い、農業にはそれぞれ時季があり今すぐにも結論が必要、論議して何か良い案出ます?
ベストな案が出た時には手遅れ、米は遅くとも一週間以内に浸水し種蒔きの準備をしなければならない。
田んぼで米を作り、畑で菜種を作る、飯舘村の水田を緑に、畑は菜の花で黄色に染める、取れた米は放射能が残留していればバイオエタノールの材料に、菜種も絞ってバイオディーゼル燃料に。
教えて欲しいのは、残留放射能がエタノールやバイオディーゼル燃料に残るのかだ。
日本にはこれだけ多くの大学、研究所があり多くの学者と言われる人たちがいるのに、農民の切なる希望にも応えられないの。
マスコミも評論に終始し、現場で農民が苦しんでいる事を解決するための手立てを示してくれない、ここでも有名大学の教授が登場するが、何一つ農民の疑問に答えていない。
今、現場の農民が何を求めているか、現場に出てきてその目で見て、安全な東京のスタジオで高額の出演料を食んでいないで。
2011/4/11/Mon
梅満開(2011.04.07)
ここ数日間の暖かさで梅が満開です。
今年は放射能付で梅の実も食べられないのかな???
満開の梅の木の下ではミツバチが陽気に誘われて動き出しました。
このミツバチたちの集めた蜂蜜も放射能で汚染されているのかな???
2011/4/11/Mon
母を訪ねて5キロメートル?(2011.04.07)
近所の野良猫?
数日前から朝晩当ふぁーむのお勝手口に現れて馴れ馴れしく泣いていた猫。
居つかれて困るのでその都度追い払っていた。
そのうち軒下に積んだ薪の隅で過ごしていた様子。
ところがこの猫が、ふぁーむから5キロメートルくらい離れた蕨平地区のSさんの飼い猫だった。
Sさんは当ふぁーむの農作業を手伝ってくれている人で、今回の震災で栃木へ避難していたのだ。
数日前に避難場所から戻ったSさんが当ふぁーむを訪ねて来て、めでたく対面(^−^)
蕨平までは山道が続き人は到底歩いての行き来はしないところ(50年くらい前には恋しい人を尋ねて歩いて山道を通った人が居たそうですが)、何故ここを目指して来たのか不明です・・・
2011/4/11/Mon
穏やかな日々(2011.04.01)
庭先に咲いた一輪の花、今日も穏やかな一日、放射能の飛散が無ければ一年の中でもこんな良い日はそう無い。
報道によれば飯舘村は放射能の通り道???
何故か回りの自治体に比べると異常に数値が高い。
2011/4/05/Tue
穏やかな日々(2011.03.29)
27日の午後新潟から戻った、帰路はやはりガソリン不足でGSは長蛇の列だったが何とか飯舘に戻った。
飯舘村は多くの人が避難しており、特に野手神地区は震災前も限界集落の様相だったものがいっそう過疎地になり行き交う人も無い。
今朝はマイナス3℃と冷え込んだが日が昇ると同時に“うららかな春”これで放射能が飛散していなければ、農繁期前ののんびりした一日なのだが・・・
外にも出られない洗濯物も外には干せない、長い一日を家の中で過ごすのは難儀なことです。
でも、ここは30kmを越えた地域、屋内避難の指定も受けていない。
「それなら外で仕事を」と言う勇気はない、さすがの私も放射能に対抗する手立ては持っていない。
今朝の報道ではプルトニュウムが確認されたとの事、ますます原発の危機が迫った感じがする。
【震災で助かった?(2011.03.30)】
写真はふきのとう。
本来なら、てんぷら、ふきのとう味噌で春の食卓を賑わす頃ですが、放射能汚染が気になり誰も食べようとしません。
勇気ある人お望みならお送りしますよ。
これからは、たらの芽、山うど、わらび、こごみ……、山菜の季節なのに今年は遠慮しますか?。
【開業一周年記念(2011.03.31)】
昨年の今日は飯舘村の村長初めお歴々をお招きして賑々しく開所式を挙行した。
一周年記念の今日の飯舘村は世界的に有名になり(IEAEの発表)当ふぁーむは存続の危機に立たせられている。
理想に燃えた米作りに挑戦した去年、今年は作付けの予定さえ立たない。
写真は、明日をも知れない当ふぁーむの庭先に咲いた梅の花、飛散する放射能何する物ぞと咲き誇っています。
【作付けすべし(2011.03.31)】
今、福島県上げて今春の作付けの是非を検討している。
土中の放射能濃度により作付けの是非を決めようとしているのだろうか?
原発から出る放射能が納まってもいないのに。
残留放射能の量で作付けの是非を論議するのは間違っていると思う。
何故なら、収穫物に残留放射能があろうが無かろうが今年の福島産の農作物は売れない、風評被害だからだ。
これまでの報道からすれば健康被害を及ぼすか否かは別として土中に放射能はある、その除去をどうするかが問題だ。
今のところ放射能を消す薬品は無い、自然に減少するのを待つのみだ。
表土を客土により入れ替えるとの案もあるが、実現可能性に問題がある、残土を何処が受け入れてくれるか、放射能は田畑だけにあるのではない、村の全面積だ。
とすれば、自然の回復力に頼るしかない。
植物が持つ吸収力により放射能を吸収させる、これを数年繰り返せば除去できる、飯舘村で農業を継続するなら、自然の回復力を信じて作付けすべきだ。
但し、飛散する放射能が人体に害が無いという政府の発表が正しいものとしてだ。
【やはり仕事をしよう(2011.03.31)】
当ふぁーむは屋内避難地域に指定されている訳でもない、明日から4月だ外で仕事をしよう。
仕事は山ほどある、まだストーブは必需品だ薪わり、籾の浸水準備、屋敷内の刈払い、畑の準備(じゃが芋の植え付け昨年は4月2日)、水田の水路整備……、休んでいる暇など無いのだ。
貧乏性にとっては室内でじっとしているのは死ぬほど辛い、とは言え農繁期になると“休みたーい”と思うのだが、休みがありすぎるのは辛い。
放射能が怖いか屋内でじっとしているのが辛いか、そんなに先が長いわけでもない。
「今日を楽しく行くか!!」(^−^)
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