2010/7/29/Thu
とうとう猪の被害
我が『いいたてふぁーむ』だけはと思っていましたが、とうとう猪に食べられました。
隣のSさんのお母さんが半分喰われたカボチャを持って来て、猪が出たよと言われました、
我が家は猪に襲われる事は無いと思っていましたが、1ヵ所電気柵を設置していない所がありました、土手に植えたカボチャです。
今朝ハウスへ行った時に確認しなかったのですが、今回食べられたカボチャは最初に実をつけたもので、そろそろ収穫と思っていた矢先でした。
現場を見ると
この様にまだ若いカボチャは喰いちらかしです。
土手を良く観察すると猪が通った後がはっきりと判ります、草がなぎ倒され道が付いていました、
(写真の真ん中あたり)、
当社の農業指導員で村の有害鳥獣駆除隊のFさんは相当大きな猪だねと言い直ぐにワナを掛けてくれました。
(ワナを掛ける指導員のSさん)
もし運良く猪が掛かれば待望の“猪の解体ショー”と“猪肉のバーベキュー”が楽しめます、その時はこちらで黙って食べて写真で報告します。
これは猪が歩きながら食べたのでしょう食べかすが道々落ちていました、躾が出来ていない行儀の悪い猪です、親の顔が見たいものです。
これは半分食べられたカボチャです、2リットルのペットボトルと比較して頂くと判るでしょう、
今日の夕食は猪の残したカボチャを煮付けて食べます。
2010/7/28/Wed
エコハウス?
私の住んでいるいいたてふぁーむの建物は冬の寒さに備え“高気密高断熱”です、夏場の暑さをしのぐ工夫をします。
朝起きた時に窓を全部開けて涼しい空気を取り込みます、朝の気温は21度くらい、室内は23度位になります、6時前に全部窓を閉めます、
そうすると日中徐々に上がりますが28度止まりです、
炎天下での作業時は38度くらいですから、部屋に入ると涼しいと感じます(扇風機は用意してあります)。
マイナス20度にもなる冬も母屋は薪ストーブだけで充分暖かです。
2010/7/28/Wed
幸せの裏には?
写真は今日の私の作業現場です。
今朝は4時に起床、沼平農園と野手神農園の田んぼの見回りを行い、ハウスの収穫と水やり、その時点で衣類は汗でびっしょり、シャワーをして着替え後朝食、8時になると部落の人が手伝いに出勤、今日の作業は冬のストーブの薪作りです。
8時の時点で気温30度を越える炎天下で冬の薪作りとは?薪用に購入した材木19トンを適当な長さに切断し薪割りし乾燥しておかないと寒い冬が越せないのです。
11時半に午前の作業を終えここでまたシャワー、汗が絞れるほどグッショリです。
食事後、昨日のブログの入ったUSBを投函するため車で15分程の郵便局へ。
午後も薪割り3時過ぎ雷が鳴り出したので本日の作業は中止。
その後、沼平農園、野手神農園の田んぼの見回り、あきたこまちの穂が出たので水をかかせないのだそうです、終わってハウスの水やりで作業終了。
もう一度シャワーを使い夕食作りと洗濯(洗濯は全自動ですが干すのは自分で)、6時前には夕食終了、今日の記録とブログの原稿を書いて8時就寝。
でも私はこんな生活を楽しんでいます。
2010/7/28/Wed
今朝の収穫と朝食
今朝の収穫が今までと違うのはトウモロコシです、いよいよ黄金の収穫期? 残念ながらまだ少し早かったようです。
でも充分甘く良い香りでした、まさに取れたてをゆでて今朝の朝食に頂きました。
今朝の食卓はトウモロコシとこれも今朝収穫したピーマンを使った野菜炒めと今朝収穫したトマトでした。
野手神のハウスと沼平の露地に総数300本ほどのトウモロコシが植えてあります、収穫期になったら主食はトウモロコシ?でも食べ切れません誰か食べに来てください。
一緒に収穫したナスは直ぐに茄子漬の元で漬け込みました、夕ご飯には間に合いそうです、とれ立ての素材を使うと漬物の腕が上がったかと思うほど美味しく出来ます。
こんな幸せの世界が何時までも続きますように。
2010/7/27/Tue
いやーな話
今朝何気なしにテレビのニュースを見ていたら、今年から実施される所得保障制度についての報道がありました。
所得保障制度については功罪賛否のあるところですが、報道の中で大規模農家が直接商社と取引している状況で、商社から今年の買取価格の値下げを要求されたと言います、
その理由が“価格を下げても所得保障によりお宅の懐に入る金は変わらない”からだそうです。
これって何か変でありません?
商社の偉い人が集まりどうやって会社の利益を上げるか検討したのでしょうが、製造業の下請けいじめや流通業の納入業者いじめと同じですよね、自分の会社さえ儲かれば何でもありですか、
壊れているのは農業だけでない様な気がしますが、私だけでしょうか。
2010/7/27/Tue
うれしい話
今年作付けした『あきたこまち』の出穂(しゅっすい)の写真です。
地元の人の話では何時もの年に比べると1週間から2週間早いそうですが、結婚して待ちに待った赤ちゃんが出来た様なもので、稲作を目指すものとしては嬉しい限りです。
これからの天候しだいで、この穂に実りがあるかないかです、1本の穂に120〜150粒の米が付くそうですがそれらが全て実り豊作を期待するものです。
20%作付けした“こしひかり”は晩生種なのであきたこまちより2〜3週間位遅れるのだそうです。
これからの心配は、病虫害と台風による倒伏の被害です、自然相手の稲作は本当に大変な仕事です。
2010/7/27/Tue
こわーい話?
これは何でしょう?
そうです、蛇の抜け殻です。
7月24日草刈をしていると草の下で何かうごめく物がありました、蛇が脱皮していたのです。
刈払機の餌食にと思いましたが、優しい私は?しばらく様子を見ていました、抜け殻を見る事は間々ありますが、脱皮の最中に遭遇したのは初めてでした。
刈払機の餌食にしなかったのは若干の下心がありました。
助けられた蛇が真夜中絶世の美女に化けて訪ねてきて、“今日はよくぞ助けて下さいました、お礼に腰などおもみしましょう”とか、お礼に千両箱を置いて行くとかを期待したわけです。
でも『日本昔話』の様な事は何も起きませんでした。
因みに脱皮した蛇の皮を財布に入れておくとお金持ちになるそうですが、必要な方はお申し出下さい。
2010/7/26/Mon
ブログの更新
世の中ではインターネット、携帯電話が常備されているのが普通であるが、福島の山の中には通信手段は固定電話しかないところがあります、
当ふぁーむがそうです。
ブログの原稿をWordで書きデジカメの写真を取り込んでUSBメモリーで本社に送りアップしています。
世の中にはこんな世界があるのです、新聞も配達されませんテレビも地上波は届きません。
でも私には何の不自由もございません。
2010/7/26/Mon
究極の食卓?
26日の夕食の為に収穫した野菜類
つる紫、レタス、インゲン、胡瓜、プルーン型ミニトマト、黄色いミニトマト、ししとう(中に辛い南蛮があった)
つる紫、インゲンのおひたし、ししとうの素焼き、ちくわ胡瓜、レタス、トマト添え?
胡麻ドレッシングでどうぞ。
26日の夕食は他に、さくら鱒の塩焼き、煮物(鶏肉・じゃが芋・あぶら麩・油揚げ、ちくわ、干し椎茸)、ナスと胡瓜の漬物、千切り大根・油揚げの味噌汁
食料の自給率ほぼ100%、それも無農薬、こんな恵まれた生活をしている人が1人います。
2010/7/26/Mon
黄金の収穫期?
24日の朝の収穫
つる紫(右端の葉物)、トマト4種類沢山(もう数えるのが面倒、以下も同様)、ピーマン、ししとう、胡瓜、ナス、インゲン
24日の午後の収穫
夜の食材に収穫したもの。
ここ数日はこんな状態、毎日ナスとピーマンの油炒め、茄子漬、胡瓜漬けの生活だが、素材が新鮮な漬物は美味しい!!皆に食べさせてあげたい。
野手神食堂の主を自認する小生も料理の腕が上がったのかと勘違いするほど。
この後がどうなるか心配なのが
色づき始めた黄色のミニトマト(この他にトマトは3種類)
ひげの立派なトウモロコシ(ひげが茶色くなれば食べられる、後1週間?)
既に旬を迎えたインゲン、露地にも50本ある
問題なのは、
ハウスの中で暴れまわるカボチャ?
ハウスの外に誘導した結果
土手に植えたカボチャ(やはりカボチャは土手に植えるに限る?)
当ふぁーむの野菜は全て無農薬です!!
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